シロウマが「変えた」もの

「こんな提案で」変えた

プッシュ&プッシュキャップ・ブンリ®ボトル

お客様の要望を形にするために、私たちシロウマサイエンスは様々な工夫を重ねて製品を作ってきました。ここでは、私たちの作った製品「プッシュ&プッシュキャップ」と「ブンリ®ボトル」における提案や工夫を紹介いたします。

プッシュ&
プッシュキャップ

〜ボタンを押すだけで開閉可能なキャップ〜

 ボタンを押すと蓋が開くキャップを見て、それを上回るキャップのご要望をお客様からいただき、ボタンを押すと蓋が開くだけでなく、もう一度ボタンを押すと蓋が閉まるキャップの開発をすることになりました。
 小さなキャップの中に押しボタンによりフタが開閉する機構を組み込む必要があるため、設計段階ではなかなか良い報告ができず、お客様に申し訳なく思っていました。設計構想ができた後も、製品化するまでには何度も試行錯誤を重ねました。ようやく製品が完成した時には、お客様にとても喜んでいただきました。なんとか量産までたどり着けたのは、打合せのたびに発想のきっかけになればとボタン式の商品をたくさん見せていただいたお客様の熱意があったからだと思います。
 この商品では、開発当初にジャパンスター賞とワールドスター賞を受賞し、現在もご使用いただいています。

営業開発本部 商品開発部

担当部長 高島 弘明

ブンリ®ボトル

〜粘体用二重構造ボトル(ブンリ®ボトル)〜

 内容物の鮮度を長持ちさせるため粘体用の二重構造ボトルを開発しました。開発で求められた内容は、中身を空気に触れ難くするため内袋は中身が減った分だけ萎み、外袋は中身が減っても初期形状を維持、また使い易さが損なわれないようボトル全体が固くならないようにすることでした。
 これらの条件を全て満たしたボトルを開発するため、材料や形状を変更しながら何種類も試作評価を繰り返し行いました。また、固くなり易い底部は、潰し易い形状へ変更し、最後まで絞り出しできるようにしました。完成したときは嬉しいというよりほっとした気持ちが強かったことを覚えています。今後もお客様の要望に応えられるような容器開発に挑戦していきます。

 

「ブンリ®」はシロウマサイエンス株式会社の登録商標です。

営業開発本部 営業開発一部 営業開発一課

荒川 仁志

その他の、変えた。

「こんな開発で」変えた

「こんな生産体制で」変えた